ショートストーリー「心に残る映画には、もう一つの物語が」

映画のセリフから気に入った「日常英会話」を拾い出しキーセンテンスとして作成した『創作 Short Story』

月並みで面白くないですよね?That's corny, right?

第119号『セックス・アンド・ザ・シティ
原題「SEX AMD THE CITY」

アメリカ映画 上映時間145分
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奈緒:今年の夏は、まるで熱帯地域のような暑さだったわね。でも秋は早く来そうね?
 健:異常気象だから、あまり期待しないほうが良いと思うよ。
奈緒:期待すると言えば、秋から何か良い映画が公開されるかしら?
 健:全く知らないけど、これもあまり期待しないほうが良いよ。

奈緒、寂しそうに)

奈緒:期待できるのは健ちゃんのことだけねえ!
   (ぱっと明るい顔で)そうだ、「SEX AND THE CITY」見に行きましょうよ!
 健:俺は、男らしい活劇物(アクション・ムービー)のほうが良いな!
奈緒:古臭いのね! That's corny!
 健:そ、そのセリフ、「SEX AND THE CITY」に出てきたよ。
   他に、学校英語では学ばなかった、凄い表現がたくさん出てきたなあ!
   ‘Oh, that's a booty call.’とか、‘I forgot to wax.’‘I've had other things on my mind.’
   とかさ! 
   奈緒、‘wax’って、意味わかる?
奈緒:健! あなた、大嫌いな「SEX AND THE CITY」、見に行ったのね!
 健:あの…。